地元民が紹介する恐竜博物館周辺の勝山市観光スポット9選

世界三大恐竜博物館の一つ「福井県立恐竜博物館」は福井県内で最も人気のある観光スポットの一つです。この福井県立恐竜博物館を中心に旅行の予定を組む方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は福井県立恐竜博物館周辺の勝山市観光スポットをご紹介いたします。

恐竜博物館敷地内のスポット3選

福井県立恐竜博物館のある長尾山総合公園には、子供と楽しめるスポットがいっぱい。すべて恐竜がテーマになっているので恐竜博物館と合わせて恐竜尽くしの過ごし方ができます。

ディノパーク

福井県立恐竜博物館の敷地内にある「ディノパーク」では、実物大の恐竜が棲んでいる森の中を、ウィークスルーで楽しめるテーマパークです。まさに”恐竜王国ふくい”らしいテーマパークは恐竜ファンはもちろん、そうでない方も楽しめること間違いなし！
パーク内には実物大恐竜が23種も生息しており、一番大きいマメンチサウルスは全長なんと20ｍ！動きや鳴き声もリアルで、まるで白亜紀に迷い込んだような感覚におちいるイチオシテーマパークです。

プテラノドンと会える「大空の王者エリア」

7つのテーマのうちの一つ「大空の王者エリア」では、プテラノドンが生息。翼を広げるとなんと8mのプテラノドンが上空から襲ってきます。

大迫力「陸の王者対決エリア」

7つのテーマのうち最も人気のある「陸の王者対決エリア」では、ティラノサウルスとトリケラトプスが。恐竜の王様ティラノサウルスに3本の角が武器のトリケラトプスが対決している大人気のフォトスポットエリアです。

どきどき化石発掘ランド

日本一、恐竜化石が発掘されている勝山市。
実際の採掘現場から運ばれてきた石を使っての化石発掘体験です。主に見つけられるのは巻貝や2枚貝といった動物化石、シダやソテツ類などの植物化石が中心です。
しかし！ごくまれに恐竜やワニの骨や歯、カメの甲羅などの貴重な化石が見つかることも！！

かつやま恐竜の森公園

恐竜博物館のある「かつやま恐竜の森」の中には公園がいくつかあり、それぞれ巨大な恐竜が遊具を取り囲んでいます。
チャマゴン広場には大きな恐竜滑り台があります。その滑り台の下には大きな口を開けた恐竜が待ちかまえており、絶好のフォトスポットに。
ティラノサウルス広場には2匹の恐竜が戦っているあいだを取り囲むようにアスレチックがあります。
恐竜好きの子供たちにとっては夢のような公園なのです。

恐竜博物館の周辺公園の情報は別の記事にまとめてありますので、ご参考にしてください。
参考>>1日中過ごせる恐竜博物館周辺の公園を徹底解説！化石発掘体験やディノパークも！

勝山市内の周辺観光スポット6選

ここからは福井県立恐竜博物館を飛び出して、勝山市内の観光スポットを見ていきましょう。

平泉寺白山神社

平泉寺白山神社は恐竜博物館から約10分ほどの場所に位置し、霊峰白山信仰の拠点となった神社です。室町時代に栄えた平泉寺は、戦国時代になると一向一揆により消滅した宗教都市。最盛期の平泉寺には数十の社と堂、数千もの坊院が存在したと言われており、発掘調査によってそれらの遺跡が徐々に見つかっていますが、その広大な境内であることから発掘は今だに１％程度だけだそうです。今後、発掘や研究が進むとさらに歴史的発見があるかもしれない、勝山一の注目スポットです。
平泉寺の見どころはなんといっても「苔」。平泉寺白山神社には約100種類の苔があると言われており、場所や太陽光の当たり方で苔の見え方が全く違うものに感じます。ぜひ、恐竜博物館とともに勝山イチの癒し＆パワースポット「平泉寺白山神社」に行ってみてください！

スキージャム勝山

その名の通り冬は西日本最大級のスキー場ですが、夏場は子供向けのアクティビティを中心とした緑豊かな高原リゾート。冬はゲレンデになる正面の斜面は一面天然芝で覆われ、さわやかな高原の風を感じることができます。
夏場にスキージャム勝山で体験できるアクティビティは「パラグライダー」「わんぱく恐竜ランド（アスレチック広場）」「芝そり」「パークゴルフ」「サイクリング」「セグウェイ」などバラエティーに富んだラインナップ。
ランチも充実しており、お手頃な値段で本格的なイタリアンが食べれる「ラウンジ伊炉里」では、石窯で焼いたピザやシェフ自慢のパスタが味わえます。手ぶらで楽しめるバーベキューガーデンは子供たちにも大人気。バーベキューガーデンは大型テントの下なので雨が降っても安心です。
さらにスキージャム勝山には恐竜博物館から最も近いリゾートホテル「ホテルハーヴェストスキージャム勝山」があり、壁紙などが恐竜の絵になっている「恐竜ルーム」やワンちゃんと一緒に泊まれる「ペットルーム」など、さすがは東急グループのホテルといった高級感。
ホテルの中には日帰りでも楽しめる温泉があるので、恐竜博物館の後はスキージャム勝山でアクティビティを楽しみ、夜はホテルハーヴェストスキージャム勝山で宿泊といった旅行のパターンも多いようです。

大師山清大寺越前大仏

「勝山のB級スポット」「勝山のゴーストタウン」などとささやかれている大師山清大寺は、あの相互タクシーの創設者で地元勝山の実業家である『多田清』さんが私財を投じて作られたお寺です。
なんといっても大師山清大寺の見どころは、「越前大仏」。その大きさたるや、なんと日本一なのです（建物内にあり、鎮座している大仏の中で）！また、その日本一の大きさを誇る越前大仏の周りには1,712体もの石仏があり、厳かな雰囲気を醸し出しています。
大師山清大寺には他にも日本一の高さを誇る五重塔や、モミジやイチョウなどの紅葉がきれいなスポットなど見どころ満載。ぜひ勝山一の珍スポットをお楽しみください。

勝山城博物館

勝山城博物館も大師山清大寺越前大仏と同じく相互タクシー創設者の多田清さんが私財を投じて建てられたお城。模擬天守ですが、その高さはなんと日本一の57ｍです。田園風景に現れる城や勝山城から見下ろす勝山市内の風景は見ごたえがありますが、もちろん城としての歴史は無く、まさに「博物館」としての役割だけ。
先ほど紹介した平泉寺白山神社ののすぐ近くに位置する、こちらも大師山清大寺越前大仏と同様の珍スポットです。

ゆめおーれ勝山

勝山市は明治時代より繊維で栄えた街。その歴史を体験できるのが「ゆめおーれ勝山」です。
ゆめおーれ勝山では当時活躍していた織物関連の機械が臨場感たっぷりに動く様子を見ることができ、織物産業の歴史や仕組みを学ぶことができます。
子供用の体験も人気で、オリジナルコースターづくり、まゆだまクラフトなど、子供の自由研究にもぴったり。お土産コーナーやカフェも併設しており、家族で楽しむにはピッタリです。

えちぜん鉄道 勝山駅舎

えちぜん鉄道勝山駅は大正3年開業の歴史的駅舎。当時としては珍しい和と洋の融合した建造物で、現在は国登録の有形文化財に指定されています。平成25年に改修されきれいになりましたが、今でもその歴史的な面影を残す駅舎です。
この勝山駅には電気機関車も展示されており、この電気機関車も製造はなんと大正時代。現在は引退していますが、勝山の織物品を運ぶなどして長きにわたり活躍していました。鉄道ファンにはたまらない機関車です。
また、レトロな駅舎内にはその雰囲気にマッチしたカフェも併設。ここでは、注文がはいってから豆を挽いてくれる本格的なコーヒーが魅力。落ち着いた空間と相まって時間を忘れるようなひと時を過ごせます。

恐竜博物館周辺のランチ

観光と「食」は切っても切り離せません！恐竜博物館内だけでなく勝山市内のグルメ情報をお知らせします。

恐竜博物館内 DINO CAFÉ

恐竜博物館の施設内で唯一のレストラン。そこはさすがのクオリティで、恐竜にちなんだオリジナルのランチメニューがいっぱいです！
「恐竜バーガー」「ティラノサウルスハンバーグプレート」「ティラノパフェ」など、ネーミングだけでも美味しそうなランチが揃っています。

ザウルスキッチン（ジオターミナル内）

福井県立恐竜博物館出入口すぐそばに位置するジオターミナル。この施設は2018年にできたばかりの勝山の観光拠点。「ジュラMOCOプレート」「モササウルスDEピタパン」などDINO CAFEに負けず劣らずステキなネーミングのメニューが揃っています。
このレストランはランチプレートになっていて、持ち運びができるメニューが多いのも特徴。

グリルやまだ

勝山の周辺ランチと言えばココ。福井名物ソースカツ丼の名門です。勝山市No,1の知名度と美味しさ。ぜひとも食していただきたい1品です。

恐竜博物館の周辺ランチ情報はこちらの記事にまとめてありますので、ご参考にしてください。
参考>>福井県立恐竜博物館周辺のおすすめランチ19選！

勝山市周辺の温泉施設

観光には温泉はつきもの。勝山市には温泉施設は少ないのですが、いいお湯が楽しめます。

法恩寺温泉ささゆり

まずはリゾート施設、スキージャム勝山内にある「法恩寺温泉ささゆり」。その泉質はもちろん素晴らしいものがありますが、なんといっても法恩寺温泉ささゆりの魅力は「露天風呂からの景色」と「温泉施設の清潔さ」です。露天風呂は夕暮れ時には、山々の稜線に沈んでいく夕日を見ることができ、心が洗われます。もう一つの魅力の清潔さは、さすがにリゾート地の温泉だけあって更衣室から浴場まで清掃が行き届いていており、気持ちよく使うことができます。他にもサウナやジャグジーなどの多彩なクア施設も魅力です。

温泉センター水芭蕉

恐竜博物館から車で3分の場所に位置する温泉センター水芭蕉は、地元民からも愛される温泉施設です。お肌がつるつるになる美肌効果の高い天然温泉はファンも多く、また気軽に来れるアクセスや料金も人気の秘訣。休憩スペースや食事処もあるので恐竜博物館＋勝山観光の締めくくりに立ち寄るのもいいですね。

恐竜博物館周辺の宿泊施設

恐竜博物館周辺の宿泊施設でおすすめは2つ。他にも民宿や小さい旅館などはありますが、ここでは大きいホテルをご紹介します。

ホテルハーヴェストスキージャム勝山

本記事3回目の登場となるリゾート地、スキージャム勝山にあるリゾートホテル「ホテルハーヴェストスキージャム勝山」はファミリーに大人気です。石畳調のフロントは高級感あふれ、客室も「恐竜ルーム」「ペットルーム」「メゾネットタイプ」「和洋室」などバラエティーに富んでおり、様々なニーズに対応。もちろんスキージャム勝山のアクティビティで遊べるので子供たちは大満足まちがいなしのリゾートホテルです。

勝山ニューホテル

恐竜博物館から車で7分程度に位置するシティホテル「勝山ニューホテル」は、ホテルハーヴェストスキージャム勝山と同じく東急グループが運営しておりサービスレベルも安心。ホテルハーヴェストスキージャム勝山より気軽なお値段で宿泊できるのもうれしいポイントです。
平泉寺からも近く勝山市の観光拠点として人気です。

今回は「観光」「温泉」「宿泊」を紹介しましたが、お土産も大事です。お土産の情報は別の記事にまとまてありますので、ご参考にしてください。
参考>>恐竜博物館に来たら絶対買いたい・行きたいお土産ショップ情報
ぜひ、ステキな勝山旅の参考になれば幸いです♪